突然の雨に降られて雨宿りに入った屋根。そこにはひとり、またひとりと集まってくる。そして、それぞれが新しい目的地に向かって歩き出す、それぞれの方法で。だれかにとって大切なだれかと過ごす家であったり、突然の雨をしのぐ軒下であったり、自然の中でワクワク泊まるテントであったり、インディアンの権利の象徴であるティピーであったり、次の行き先に向かうまでの休憩所であったり、向こう側の景色を見るためによじ登る屋根であったり、明日を待ちわびて夕日を眺める屋上であったり。ROOFが「あなた」にとって必要なときに必要なROOF(屋根)になれますように。